基本的な記事の書き方
基本的な記事の書き方を紹介します。
多くの人は、新規記事のページを開いて書き始めようとします。
が、なかなかうまく行かない、というか、前に進まないってことがはじめの壁になります。
これは誰でも同じです。大小説家でも、有名コピーライターでも。
記事を書くには順番があります。
- 検索意図を確かめる
- 調べる
- まとめる
- 書き出す
この順番を守りましょう。
検索意図を確かめる
一番初めにやることは、検索した人の検索意図を確かめることです。
もっと簡単にいうと、なぜ、そのキーワードを調べたのか?を考えることです。
検索するキーワードは質問です。
何かを疑問に思ったり、何かを望んだり、何か悩んでいるときに、人は検索します。
「やせたい」と思ったら、「やせ方」を検索して、どうやったらやせられるのかを検索します。ブログを書きたかったら「ブログの書き方」を検索します。
ブログの存在意味はその人の悩みを解決することです。
なので、記事を書く前には、かならず
この時に大切なのは、
- 誰が何に悩んでいるのか?
- 誰が何を望んでいるのか?
をかんがえましょう。
「誰が」の部分は、ペルソナ(想定読者)です。それもかなり細かく設定したペルソナを考えましょう。
その想定読者が、何に悩んで、何に困ってるのか、その問題点を抜き出して、解決策となぜその解決策が有効なのかを教えてあげるんです。
最後は結果です。ペルソナ(想定読者)があなたの記事を読んで、どのような結果になってもらいたいのかを、しっかりと想像しましょう。
その4つを確かめた後、「誰が、何に悩んでるのか」「その解決方法」「結果」を紙に書きだして目の前に張ってから、記事を書きましょう。
- 誰が
- 何に悩んでいるのか、何を望んでいるのか
- その解決方法
- 記事を読んだ結果・未来
たとえば、
- やせたい人
- 何をやっても痩せない、何とかして痩せたい
- 糖質制限ダイエット
- やせてもてるようになる
3番の解決方法は、あなたが初めから考えてる方法と、この下で説明するライバルチェックから得られる解決方法をミックスさせていきます。そうすることで、網羅性の高い記事を書くことができます。
この紙を見ながら記事を書いていくことで、読者は深い満足感を得られるはずです。
調べるーライバルチェック
この「調べる」の意味は、ライバルチェックです。
10位までのライバルの見出しを調べることで、グーグルが考えてる検索意図がどんなものなのか、ライバルが何を考えているのかを浮かび上がらせることです。
同時に、何を書けばいいのか、知るために行います。
というのは、記事の基本に網羅性があります。網羅性とはすべてをカバーするという意味です。
10位までの記事に書かれていることが、ある記事にすべて書かれていたらどう思いますか?
その記事だけを読めばいいですよね。グーグルもきっとそう思うはずです。そう思ったグーグルは、その記事を上位に上げるはずですよね。そのほうが読者に喜ばれるからです。
そのために、10位までの記事に何が書かれているのかを調べて、あなたの記事に載せるわけです。そのためのライバルチェックです。
用意するものは、
- ポストイット(付箋)
- 筆記用具
- ポストイットを貼り付ける場所
だけです。
ライバルチェックの方法は、
- 書きたいキーワードを検索する
- 上位10サイトの見出しをポストイットに書き出す
- 机の上などに貼り付ける
これだけです。
これで網羅性をサイトに込めることができます。
簡単に言うと、上位10サイトに書かれてる内容をすべて書くということです。
やってみるとわかりますが、だいたい同じことを書いてる記事が多いです。そして、1位、2位のサイトほど、見出しの数が多く、10位までの内容を網羅してることが多いです。
まずはスタートラインとして、そのレベルの内容にすることが狙いです。
ポストイットは100均で売っていますが、グーグルエクセルを使ってまとめることもできます。
こちらは、「登山 初心者 おすすめ 高尾山」で検索したときの、見出しを抜き出したものです。
次にやることは、これらの見出しをまとめることです。
見出しをまとめる
- 同じものをまとめる
- 系統立てる
貼り付けたポストイットを同じものを集めるように張り替えます。エクセルなら、別なシートにまとめていきます。
そして、検索意図になるように、まとめたものを順番付します。
順番付はPREP法です。
- 解答
- 理由
- 具体例
- まとめ
となるようにします。
系統立てた中の一番メインのキーワードを大見出しにします。
たとえば、上に紹介した「登山 初心者 おすすめ 高尾山」の見出しなら、
- 高尾山がお勧めの理由
- 高尾山の魅力
- 高尾山へのアクセス
- 高尾山登山に必要な装備や持ち物
- 高尾山登山の注意点
- 高尾山の登山経路
になります。ここはあくまでも順番をつけるだけです。見出しにするのはこの後です。
あとはこの見出しと、初めに書いた検索意図を見比べてみることで、どのような記事を書けばいいのかわかってきます
少し解説すると、キーワードは「登山 初心者 おすすめ 高尾山」です。考えられる検索意図は、
- 登山したことがなく、TVなどで登山番組を見て週末に行ってみようかな~と思った人
- 道具もないし、何を準備すればいいのか皆目見当がつかない
- そろえるべき道具や装備とか、どうやって高尾山に行くのかを説明
- 安全に楽しく高尾山登山をしている未来
になります。
ここで大切なのは、キーワードの順番です。
ふつうは始めから4語も入れません。1つから始まります。
登山をいれて、プロの記事ばかりあるので、「初心者」と入れます。でも、どんなものを持っていくとか、写真ばかりだったので、どこにいったらいいのか?と言う気持ちで、「おすすめ」と入れます。
出てきた記事は高尾山とだけ書いてあって、実際にどんなところなのかあまりわからない人が、最後に「高尾山」と入れますよね。
なので、高尾山はどんなところなのか、どんな魅力があるのかを知りたいわけです。
そこまで考えたら、上にあげた見出しの順番でいいのかな?と考えればいいんです。
逆に、高尾山を初めの方に持ってきた場合には、高尾山のことをよく知ってるので、どんな装備が必要なのか、何処から登ればいいのか?などを始めに持ってくるようにします。
こんな感じで、検索する読者の頭の中を考えながら、記事構成案を考えていきましょう。
書き出す
新規記事のページを開いて、上でまとめた大見出しを順番に書いていって、h2タグで大見出しにします。
基本の構成は、
- h2見出し 2~4個
- h3見出し 10個以上
- h2見出しにはメインキーワードを必ず入れる
- h3見出しには、キーワードプランナーの上位キーワードを入れる
- 最後はh3見出しでまとめを作り、メインキーワードを入れる
になります。
上の高尾山のケースで見出しを考えてみると、
- h2:登山初心者におすすめは高尾山:日帰りでもOK
- h3:高尾山がお勧めの理由
- h3:高尾山の魅力
- h3:高尾山へのアクセス
- h2:登山初心者におすすめの高尾山への行き方を詳しく
- h3:高尾山登山に必要な装備や持ち物
- h3:高尾山登山の注意点
- h3:高尾山の登山経路
- h3:まとめ「登山初心者におすすめは高尾山」
といった感じになります。これでは少ないので、もっとh2見出しやh3見出しを増やさないとダメです。
各見出しのところに、書きたいことやポストイットで書かれたことを箇条書きに書き出します。
そのキーワードで書きたいことをすべて箇条書きにしたら、はじめに戻って肉付けをして文章にしていきます。
これで最後まで行けば終わりです。
もっと具体的に例を出すと、
キーワード:糖質制限ダイエット やり方
タイトル:今日から始める糖質制限ダイエットのやり方とメリットや注意点
h2:糖質制限ダイエットのやり方
h3:糖質制限ダイエットとは糖質を制限すること
h3:糖質は、炭水化物
h3:一番多い炭水化物は、ごはんとかパスタ、麺類、パン
h3:やりかたは、全置き換え、または一部置き換え
h3:置き換えるものは糖質ゼロのもの、発酵性食物繊維
h3:具体例
h2:糖質制限ダイエットのやり方のメリット
h3:お腹が空かなくなる
h3:お金がかからなくなる
h3:ひっそりとできる
h2:糖質制限ダイエットのやり方での注意点
h3:水を多く飲む
h3:ヨーグルトを食べる
h3:がまんしない
h3:厳密にやるよりはふわっとやる
h3:お酒もデザートも可能
h2:糖質制限ダイエットのやり方で大切なこと
h3:やり方をくりかえす
h3:やせる理由をくりかえす
h3:糖質制限ダイエットは基本
h3:始めるなら今日から
h3:年をとったらなかなかやせない
h3:肥満は病気の元
h3:まとめ:糖質制限ダイエットのやり方
という感じです。
h3見出しには、それほど長く書かなくてもいいです。300文字とかでも大丈夫ですので、逆に書きやすくなるのではないでしょうか。
かなり簡単に書いてしまいましたが、これに肉付けをしていけば1記事になるはずです。
そして、オリジナリティもどこかに入れておきましょう。TVとか雑誌からの情報でもいいですが、他のサイトには載っていないことです。
たとえば、
「〇〇という情報番組で、出られてる有名な先生がおっしゃっていましたが、『〇〇はXXだ』ということです。これを聞いた時に、わたしはショックを受けました。なぜならば、・・・」
という感じです。
どんな記事でも、
- 見出し
- 箇条書き
- 肉付け
の順番で書くことでかなり書きやすくなります。
キーワードチェック
最後に見直しとして、キーワードチェックを行います。
- タイトル
- リード文
- 見出し
- ディスクリプション
この中には、必ず狙ってるキーワードが入ってることを確認します。
さらに、
- 代名詞(あれ、これ、それ、など)がたくさん入ってないか
- 狙ってるキーワードをいれられるところはないか
を読みながらチェックしていきます。
狙ってるキーワードを、なるべく多く入れるのがコツです。
できたら、投稿します。
実際に記事の中で、狙ってるキーワードがどの程度入ってるかを確かめるには、こちらのサイトを使います。
記事のURLを入れてチェックボタンを押すだけで、どの単語がどのくらい入ってるのか計算してくれます。
まずは、狙ってるキーワードを検索して、上位5サイトの出現単語数を見てください。
昔ほどではないですが、大切なのは間違いないです。
以上の工程はchatGPTで行うこともできます。⇒基本的な記事の書き方【chatGPT編】