記事タイトルの付け方
記事を書く時に一番初めに考えるのが、キーワードです。その次に考えるのが「記事タイトル」です。
実は、記事タイトルによって上位表示できるかどうか、7、8割決まってしまいます。
ここでは記事タイトルの付け方を紹介します。
記事タイトルには付け方の基本ルールがあります。
- キーワードを含む
- 左側が重要
- 前半はキーワード、後半は煽りの文章
- 合計で32文字以内
になります。
キーワードを含む
記事タイトルには、狙ってるキーワードを絶対に入れないとダメです。
はじめの頃はブログが弱いので、3文字、4文字の複合キーワードを狙っていきますが、かならずそのキーワードを入れましょう。
左側が重要
キーワードを入れるのは、タイトルの左側です。
たとえば、「秋鮭+料理方法」なら、
「秋鮭の料理方法。これなら男でもできる簡単調理」
という形です。
なぜ左側が大切なのかというと、グーグルがアメリカの会社で英語がメインの言語だからです。
英語の場合、昔学校で習ったと思いますが、
「主語+述語+接続詞+目的語・・・」
という構文になってます。
たとえば、
「わたしは 行く へ 家(I go to home)」
ですよね。重要度で言えば、頭の単語からお尻に向けて低くなっていく感じです。なので、主語にあたる1番左側の言葉が大切なのです。
タイトルを考えるのが難しいときには、英語に直してみるのもひとつの手です。
また、キーワード以外の固有名詞は入れないようにします。
具体的に見てみます。
「秋鮭+料理方法」で検索した50位くらいの記事タイトルです。
「秋鮭とは?その生態と美味しい食べ方やおすすめの料理方法を紹介」
このタイトルの駄目なところは、
- 「料理方法」がタイトルの右端すぎる
- いらない言葉が多い
- 狙ってるキーワード以外のものが多すぎる
などです。特に「とは?」は非常に強いキーワードです。
いらない言葉(キーワード)とは、
- とは?
- 生態
- おすすめ
- 食べ方
この言葉を助詞などを覗いて並べてみると、
「秋鮭 とは? 生態 おすすめ 食べ方 料理方法」
になります。
日本語としてはとてもわかり易いタイトルですが、グーグルの目から見ると、「この記事に書かれてることは何?」ということになります。
もっというと、本文中のそれぞれのキーワードに関する文章の量が同じだと、もっと混乱しますし、書かれる順番によっても混乱します。
そもそも、1記事には一人の読者を想定して下さい。
上の例で言えば、
- とは?⇒秋鮭を知らない人が検索
- 生態⇒秋鮭の生態を知りたい人が検索
- おすすめ⇒秋鮭の料理のおすすめを知りたい人が検索
- 食べ方⇒秋鮭の料理方法をしりたい人が検索
といった感じで検索する人が違っています。
解消するには、それぞれの記事を書くべきです。
「秋鮭+料理方法」の記事に使っていいキーワードは食べ方くらいです。
「秋鮭の料理方法。冬のこたつであったまる素敵な食べ方って何?」
という感じです。
そのうえで、タイトルに書かれてるキーワードを一番初めの見出しにつけて本文を書いていきます。
例えば、「秋鮭の料理方法。冬のこたつであったまる素敵な食べ方って何?」というタイトルだったら、一番はじめに「秋鮭の料理方法」という見出しと本文を書かないと駄目ということです。
よくある間違いは、「秋鮭とは」「秋鮭の生態」「秋鮭の購入方法」と見出しと本文を書いてから「料理方法」を書くことです。
これだと、タイトルと本文、見出しの整合性が全く取れていないので、検索順位はあがらないと判断できます。
なので、キーワードを決めたら、必ず左側に書きましょう。2語、3語の複合語でも間に入れる余計な言葉はなるべく少なくすることです。
前半はキーワード、後半はあおりの文章
記事タイトルをその役目から分解すると、
「記事の中身(キーワード)+他のブログと差別化できるようなキーワードに関する情報」
になります。
もっと簡単に言うと、
「キーワード+あおり」
になります。
具体的には、
「秋鮭の料理方法。どさん子調理師がいろいろな動画から厳選」
「秋鮭の料理方法。表面カリッと中ふっくらになる焼き方」
「秋鮭の料理方法。家で作る彼女を落とす渾身の勝負ディナー」
というかんじです。「秋鮭の料理方法。」がキーワードでそれ以降が「他のブログと差別化できるようなキーワードに関する情報」「あおり」になります。
あおりの文章の見つけ方
キーワードは見つけていますので、煽りの文章見つけ方を紹介します。
前提として、差別化があります。他の人が書いていないもので、読みたくなるようなことをかきます。
キーワードが「秋鮭+料理方法」なら、それでグーグル検索して、他のブログがどういうことを書いているのかを20位くらいまで見てみます。
その中で一番多いタイプのあおり文句に寄せていきます。
さらに、
- 他の食材+料理方法で検索してみる
- なぜ「秋鮭+料理方法」で検索するのか?
- 「秋鮭+料理方法」を知って何がやりたいのか?
などを考えて、見た瞬間にハッとなるような文章をつけるようにします。
参考書籍:バカ売れキーワード1000
合計で32文字以内(40文字くらいまでならOK)
最後に、記事タイトルの文字数を調整します。
基本は合計で32文字以内です。
<裏技>chatGPTで手軽に作っちゃおう!
AIのchatGPTとか、BIRD、BINGで、プロンプト(命令文)を打ち込むことをくりかえせば、使えるタイトルを出してくれます。
<基本のプロンプト>
<プロンプト>
あなたは優秀なウェブライターです。「○○ 〇〇」のキーワードで、記事を書こうと思っています。下の条件を参考にして、検索上位になることと、誰もが思わず読みたくなるように意識して、魅力的な記事タイトルを5個かんがえて。
#条件
- 記事タイトルの初めの文章は”○○の〇〇”
- その後に続く文章(30文字程度)を考えて、タイトルを完成させる
- 想定読者:ペルソナを多少詳しく書く
- 表現方法:楽しく、おもしろく、わかりやすく、ドキドキするような、魅力的な、など
- 記事の内容:記事の内容を細かく書く
- 記事の目的:これさえ読めば〇〇が〇〇するようになる
</プロンプト>
青文字はあなたが考えるところです。
このままコピーしてchatGPTなどに貼り付けてから、変更しましょう。メモ帳でもいいです。
いいものが出てこなかったら、「あと5個かんがえて」とか「〇〇という言葉を使って」と無茶振りして、chatGPTなどにかんがえさせます。
ピッタリのものが出てきたら、「最高です。こういうのを待っていました。」といって、おだてましょう。
出てきたタイトルのアイデアをそのままでもいいですし、ちょっと変えて使ってもいいです。
具体例
では、「秋鮭 料理方法」でプロンプトを作ってみます。
<プロンプト>
あなたは優秀なウェブライターです。「秋鮭 料理方法」のキーワードで、記事を書こうと思っています。下の条件を参考にして、検索上位になることと、誰もが読みたくなるように意識して、魅力的な記事タイトルを5個かんがえて。
#条件
- 記事タイトルの初めの文章は”秋鮭の料理方法”
- その後に続く文章(30文字程度)を考えて、タイトルを完成させる
- 想定読者:料理ができない20代の男性で大好きな彼女と付き合いたいと思ってる
- 表現方法:おもしろおかしく、読んでみたくなるような表現
- 記事の内容:彼女の記念日に、自分の家に読んで一緒にディナーを食べたいのですが、せっかくなので秋鮭を使って彼女の心を虜にする料理方法を、男性に伝える
- 記事の目的:男性にこれさえ読めば彼女を虜にできると思わせる
</プロンプト>
出てきたのは、
- 「秋鮭の料理方法:デート必勝!彼女のハートを射止めろ」
- 「恋する20代男子必見!秋鮭で彼女との記念日を華麗に演出」
- 「秋鮭マスターへの道!彼女をトリコにする料理テク教えます」
- 「愛と美食の融合!秋鮭料理で彼女との特別な夜を盛り上げろ」
- 「料理苦手でもOK!秋鮭レシピで彼女の心をゲットせよ」
1番以外のタイトルのはじめに「秋鮭の料理方法」がついてないので、ダメ出しをします。
「タイトルの初めは”秋鮭の料理方法”です」
そうしてでてきたのがこちら。
- 「秋鮭の料理方法:彼女を魅了するディナーアイデア」
- 「秋鮭の料理方法:恋する20代男子の必読記事!」
- 「秋鮭の料理方法:記念日デートに華を添えよう!」
- 「秋鮭の料理方法:彼女を虜にする美味レシピ大公開」
- 「秋鮭の料理方法:男性必見!デート成功の秘訣を伝授」
さらにかんがえさせるには、
「タイトルの初めは”秋鮭の料理方法”で、後10個かんがえて」
と入れれば、かんがえてくれます。
文章の真ん中にある「:」は削除して、「。」とか、カギカッコで後半を囲めばタイトルになります。
あとは、上に書いた無茶振りでさらに何度か作り直させたり、ご自身で変更して気に入った記事タイトルにすればいいです。