STEP3-2:記事作成<アドセンス用10記事>
まずはアドセンスを申請するための記事を10記事書きます。
この記事で稼ぐとか、多くの人に見てもらうとか、そういうことは一切関係ないです。
見てもらうのは、グーグルだけです。
記事を書く流れや習慣を身につけるための練習だと思ってください。
このアドセンス用記事を書く前に、音声コンサルをしますので、用意ができたら教えて下さい。
アドセンス用記事で気をつけること
アドセンス用記事で気をつけることは、
- テーマを一つに絞る
- 日記にはならない
- 広告やリンクは貼らない
- 1記事1000~2000文字
- 見出しを3つほど
- できれば毎日投稿
- コピペはNG
- 芸能系、エンタメ系などTVや雑誌の話題はNG
- SNSボタンは非設置
- プロフィール、お問合せフォーム、プライバシーポリシーの記事を書く
- 狙ってるキーワードを一番多く入れる
細かく書きましたが、コンセプトは
「書きたいことを書く」
「でも、誰かのためになる役立つ情報」
になります。
つまり、ブログの本当の記事とは違って、ブログの記事作成になれるための練習のようなものです。
何も考えずに書ける人もいますが、なるべくおもしろくおかしい記事を書いておいたほうが、あとでお得になりますので、練習がてら書いてみましょう。
アドセンス用記事には失敗談がおすすめ
おすすめは、テーマに関する失敗談です。
たとえば、
- 転職ブログ 転職できなかった、失敗した
- ダイエットブログ 途中で やめちゃった
- スキーブログ スキーの板を忘れちゃった
などです。
書き方は、
- 1記事1失敗
- 失敗内容は盛り上がったところでバラす
- 起承転結で書く
- 失敗したままでは終わらない
- 最後はなにか良かったことを書く
- まとめには、得られた教訓を書く
といった感じです。
テーマを一つに絞る
何でも良いですが、ジャンルに関係があるものにしましょう。
一番かけそうなネタでかいていきましょう。
読者は自慢話よりも失敗談のほうが喜びます。
今までに何も失敗したことがない人が書いたものよりも、何回も失敗してどん底から這い上がってきた人の書いたもののほうが読む気になりますよね。
それと同じで、あなたは今は成功しているけども、昔はよく失敗したんだよ・・ということを伝えれば、共感を得やすくなります。
その為の失敗談ですので、面白おかしく書いていきましょう。
日記にはならない
日記は一番ダメです。〇〇があった、誰々と出会った、今日は何をした・・こんなことは誰も興味を持ちません。ということは、グーグルも興味を持ちません。
日記にならないためには、文章の最後に教訓をつけることです。
こういう失敗や成功をしてきたので、こういうことがとても大切だと気付かされた・・・と言うことをかけば、日記ではなくなります。
そのうえで、ジャンルをひとつにしぼれば、面白いブログになります。
広告やリンクはいれない
グーグルにアドセンス審査出すときには、テキストだけでいきます。
- タイトル
- 本文
- サイドバーはカテゴリ、最新記事、人気記事だけ
なにも装飾はいりません。
- 広告
- リンク
などははらないでください。
1記事1000~2000文字
1記事の文字数は1000~2000文字がおすすめです。
文字数は、こちらのサイトでチェックできます。もちろん無料で、コピペして「字数」を数えるをクリックするとすぐに文字数がわかります。
⇒ 文字数カウント
見出しを3つほど
1記事の中で、h2見出しを3つほど入れます。
見出しは10~15文字程度で、メインキーワードをいれます。
たとえば、記事タイトルが
「秋鮭の料理方法は?男でも簡単にできて最高に美味しく食べる」
なら、見出しに入れるべきキーワードは、「秋鮭」「料理方法」です。
見出しの例として、
- 秋鮭の料理方法No.1
- 秋鮭の料理方法<焼く>
- 秋鮭の料理方法<煮る>
など、3つの見出しを考えましょう。
その下のh3見出しは10個ほどで大丈夫です。メインキーワードには関係ないので、好きな言葉を入れることです。
毎日投稿
毎日1記事ずつ投稿するのと、まとめて1日に10記事投稿するのでは、毎日1記事のほうがグーグル的に良いです。
ワードプレスは予約投稿ができます。1日に10記事書いてしまっても、1日1記事の予約投稿をしてください。
コピペはNG
大原則として、コピペは絶対してはいけないことです。あなたオリジナルの文章をかいてください。
引用というものもありますが、アドセンス審査用記事には使いません。
芸能系、エンタメ系などTVや雑誌の話題はNG
ジャンル的に、ダメなものもあります。
- 医療系
- YMYL
- 芸能系
- エンタメ系
- 誹謗中傷系
などです。キタナイ言葉や人を傷つける言葉は使わないでください。
言葉としては、「殺す」「死ね」的なものはダメです。「命を奪う」「亡くなった」などと言い換えてください。
SNSボタンは非設置
リンク系はすべてダメなので、ツイッターボタンなどのSNSボタンは設置しないでください。すでにデフォルトで出るようになっていたら、消してください。
プロフィール、お問合せフォーム、プライバシーポリシー、サイトマップの記事を書く
アドセンス用の10記事以外に、
- プロフィール記事
- お問い合わせフォーム
- プライバシポリシー
- 特定商取引法
- サイトマップ
を固定ページであらかじめ作っておいてください。
プロフィール記事とは、あなたがどんな人で、どんな思いでこのブログを書いてるかです。いろいろなブログを見て真似で結構ですので、適当に書いてください。
また、お問合せフォームは、プラグイン「Contact Form 7」をインストールすればすぐにできます。
「プラグインを追加」のページから、「Contact Form 7」を検索してインストール、有効化します。
左側メニューに「お問い合わせ」が現れますので、その中の「新規追加」をクリックします。
タイトルに「お問い合わせ」と入力して保存します。
左側メニューの「コンタクトフォーム」をクリックすると、「お問い合わせ」の左側にショートコードができていますので、それを固定ページの新規ページに貼り付ければ出来上がりです。
プライバシーポリシーもコピペで良いので固定ページに作っておきましょう。どんなサイトのプライバシーポリシーも同じですから大丈夫です。
作成できたら、フッターメニューに載せておきましょう。
それぞれのひな型とメニューへの載せ方はこちら。⇒プライバシーポリシー
サイトマップはこちらを見てください。
10記事書く具体的な流れ
具体的に、どうやって記事を書いてくかを説明します。初めて記事を書く時には、かならず音声でお話しながら進めますので大丈夫です。
もちろん書いた記事はアップする前に、添削させていただきます。
おすすめは体験談、失敗談など、あなた自身が経験したことを書くことです。
はじめから、読者に〇〇をつたえたい、読者にこうなってもらいたいと気負って書いても空回りすることが多いです。
なのではじめは、「こんなことがありました、だからみなさんも、コレには注意してくださいね」といった感じで、失敗談的なことを面白おかしく書いたほうがイイです。
基本は、1記事1失敗です。
流れとしては
- 書くネタ・失敗・体験を決める
- ペルソナを考える
- 情報を洗い出す
- 何を伝えたいのか決める
- 情報をならべ変える
- 本文を書く
- 見出しを入れる
- タイトルを決める
となります。
1.書くネタ・失敗・体験を決める
どんな失敗、体験について書いていくのか考えます。
できるだけ書きやすく、思い出しやすいネタを選びましょう。
たとえば、
- 転職サイト とんでもない会社に入っちゃった
- 恋愛サイト フラレた経験談
- 結婚サイト 婚活デートで上手く行かない経験
- 節約サイト 節約してるつもりが大損だった
- 趣味サイト やらかしちゃった、使い方を間違えた
などです。初心者だからこそしてしまった失敗談とか、今だから笑えるような話を選ぶことです。
2.ペルソナ(想定読者)を考える
失敗談、経験談だけを書いても、ただの日記にしかなりません。
たとえば、
「とんでもない会社に入ってしまいました。次は頑張ろうと思いました」
では、誰の心にも響かないです。
その失敗から得た教訓を最後に書くことで、読者から共感を得られる記事になります。
「とんでもない会社に入ってしまいました。それは〇○がいけなかったからです。あなたも気をつけてください」
といった感じです。
はじめにも言いましたが、ブログは読者に価値を与えるものです。
そのためには、あなたは教師、プロ、神のような立場で、読者は初心者、何も知らない若人、生まれたての赤ちゃんという関係になります。
なのであなたが記事を書くさいには、あなたのブログによって読者を成長させるという観点・気持ちがいつでも必要になります。
そのために必要なのは、ペルソナ(想定読者)です。
サイト構築編の「第1章:サイト設計」でもペルソナを考えましたが、あらためてそのペルソナを思い出してください。
上記の失敗ネタ、経験ネタを決めた後に、
どのような読者に、この記事を読んでどうなってもらいたいのか?
と、もう一度考えましょう。
そのときに便利な質問を上げておきます。
- 読者はどんなことに悩んでいるのか?困ってるのか?
- 読者は何に不安を感じているのか?
- 読者はどんな情報を必要としているのか?
- 読者はどんな情報を潜在的に心の奥底で望んでいるのか?
- 読者はその悩みを解決するためにお金を払うか?
これを考えるには、あなたはもういちど初心者の頃にもどって考えてみることが大切です。
たとえば、初めての転職のときに、どういう気持だったのか?を思い出すんです。そのうえで、上の質問を考えましょう。
- どの会社を選んでいいのかわからない
- 相手の会社の中身
- 会社のなかの人間関係
- 自分必要としてくれるかどうか
- 1万円くらいなら
と考えたら、あなたの失敗談を書いた上で、
「どの会社を選んでいいのかわからないって、誰もが思います。相手の会社の中身は分からず、人間関係も最悪だったらどうしようって、あなたも思ってるはずです。でも大丈夫です。転職エージェントに頼めば教えてくれるかもしれませんし、できれば会社を外から見てみれば、なんとなくわかるはずですよ」
と書いてあげれば、共感してあなたを信頼してくれるはずです。
ペルソナはすでに決めていますが、記事ごとに細かく設定することも大切です。
たとえば、35歳の家族持ちで家のローンがあって、今の仕事に嫌気が差している・・というところまでは同じですが、その先の細かい設定で、
- 転職先選びに迷ってる人
- 退職願を書くのに困ってる人
- 退職の言い出し方がわからない人
をえらべば、記事に書く内容がかなり狭まりますので、深く良く書くことができます。
3.情報を洗い出す
ペルソナ(想定読者)を考えたら、失敗談・経験談の情報を洗い出しましょう。
まずは状況から5W1Hなどを使って紙に書いていきます。
- 誰が
- 誰に
- 何を
- いつ
- どこで
- なぜ
- どのように(失敗、経験)
コレはできるだけ詳しく思い出して、メモ帳などに書いていきましょう。
思い出す内容は、五感+第六感で感じられることです。
五感とは
- 視覚
- 聴覚
- 嗅覚
- 味覚
- 触覚
です。
たとえば、登山でいえば、
- 青々として鬱蒼と茂った森、さんさんと照りつける太陽
- 小鳥のさえずりや川のせせらぎ、登る足音
- 獣の匂い、甘酸っぱい匂い、川や滝の匂い
- 登るときに食べたチョコの甘さ
- 握る手に滴る汗、ゴツゴツした岩の触感
などです。
転職先の会社でいえば、
- 真っ白で堂々とした建物が目の前に壁のようにそそり立っていた
- オフィスでは活気溢れる声と電話のなる音がひっきりなしに
- 休憩所では美味しそうなコーヒーの香り
- 喉がからからになって、まるで砂を噛むような
- 緊張しまくって、握りしめたての感触しか憶えてなかった
などです。できるだけ五感をからめて、思い出せることはすべて思い出しましょう。
そして、失敗は一つだけに絞ります。
2つも3つもある場合には、記事を分けましょう。
4.何を伝えたいのか決める
どういう状況で、どのような失敗をしたのかをはっきりさせたら、
どのようにすればよかったのか(教訓)
をかきだします。
プロであるあなたは、初心者の読者に、失敗談を通じて何を伝えたいのか?ということです。
気持ちは、同じような失敗をしてほしくない、そんな失敗をしてあきらめたり辞めてほしくないという気持ちです。
5.情報をならべ変える
情報を集めて、伝えたいことを決めたら、集めた情報をわかりやすいように並び替えることです。
この場合、小説やエッセイと同じように、起承転結がおすすめです。
起承転結とは、
- 起 物語の発端、状況の説明
- 承 物語が順調に進んでいく
- 転 何かが起きる、失敗、経験、一番伝えたいこと
- 結 リフレーム、まとめ
図で表すとこんな感じです。
大切なのは、失敗談につながる伏線を「起承」においておくことと、失敗談と最後のリフレーム(まとめ)の部分です。
たとえば、転職の面接のときに、背広にクリーニングのタグや買った時の値札がついていたのが失敗だったとしたら、出発点のときに、わざわざ青木に行って高いものを新調したとか、気合を入れて全部クリーニングをしたと、ちょっと強調して書いておくんです。
それが伏線です。
リフレームとは、別な角度から見るという意味です。
上の図でも書きましたが、失敗して落ち込んだままだと、読者も落ち込んだまま終わってしまいます。
映画でも小説でも失敗した後には、からなずV字回復があり、そのおかげで「いい映画だった」「良い小説だった」と思えるわけです。
ブログの記事でも同じです。
上の例で言えば、背広に買った時の値札がついていて、赤っ恥をかいたんだけど、その態度を社長が見て気に入ってくれて採用になった・・・という感じです。
そのうえで、まとめ(結)の教訓としては、「面接に行くときにはかならずタグや値札を確認しましょう」とかけるわけです。
小説を書くように、上の図に沿って情報を並び替えることで、良い記事を書くことができます。
6.本文を書く、具体例
情報を並び終えたら、本文を書いていきましょう。
本文を書くときの注意点は、
- ですます調などに統一
- 漢字を多く使わない
- 親し気な雰囲気
- 全部で2000文字くらい
- 会話も時々入れる
たとえば、こんな感じです。
「こんにちは、〇〇です。
今日は、わたしが一番初めに転職した時の失敗談をお話します。
それは私が28歳のころでした。
会社の人間関係や仕事内容が嫌で嫌でたまらなかったわたしは、一大決心をして誰にも言わずに退職しました。
そのあとは家で引きこもりの毎日で、電気もつけず、1日中ずっとドラクエをしていました。お腹が減ると、近所のラーメン屋さんまでサンダルで歩いて行って、味噌ラーメンとチャーハンを食べるだけの生活でした。
半年くらい続いたときに、親にバレて強制的に実家に戻され、ハローワークに行くことになりました。
ハローワークでは、ほとんど笑顔のないおばさんやおじさんとやり取りして、なんとか1件の面接にこぎつけました。
毎日親の説教があった私はなんとか就職しようと思って、面接の前日、青木に行って5万5千円のスーツのセットを気張って買いました。もちろんワイシャツも。
面接の日の朝、ワイシャツを着てネクタイをして、青木で買った5万5千もするスーツに腕を初めて通すと、それだけでできる営業マンになったような気がしたのを、今でも覚えています。
面接の会社に行くと、美人で笑顔の素敵な女性が面接の場所まで案内してくれました。
面接する部屋に入って深々とお辞儀をすると、それまでの緊張もほぐれて真正面から面接する人の顔をしっかりと見ることができました。
面接官もとても笑顔でフランクに話をしてきて、いい感じだったのですが、最後に再び深くお辞儀をして出ていこうとすると、
「きみ、値札がまだ付いてるよ」
と、その面接官から笑いながら言われてしまいました。
はじめはなんのことだかわかりませんでしたが、「そういえば昨日、青木でスーツを買ったんだ」と思いだして・・・
そのときは、本当に顔から火が出るってこのことか!っていうくらいにあせって、はずかしくて、逃げるように帰ってしまいました。
後日、その会社から採用の連絡が来たときには、逆に「なぜ?」と思ったのですが、同席していた社長が私の態度を見て気に入ってくれたと聞きました。
もしかしたら、案内してくれた女性や面接官ははじめから分かっていて笑顔になっていたのか、とおもうと今でも恥ずかしい気持ちが蘇ります。
わたしの場合はなんとか採用してもらえたので良かったのですが、面接や何かのイベントのときには、値札やクリーニングのタグなど、朝着替えるときに、もう一度確認をしていくことをおすすめします」
といった感じです。
ちょっと長くなってしまいましたが、参考にしてください。
7.見出しを決める
本文を書いた後には、見出しを考えていきます。
ブログの記事の構成は、
- リード文
- 本文
- まとめ
です。
リード文は、この記事には何が書かれていて、最後まで読むとどういうメリットがあるのかを書く場所です。
上の例では、「こんにちは」から「お話します」の2行がリード文です。見出し入りません。
その下が本文です。内容にそってそれぞれ見出しをつけていきます。
例えば、
- 28歳の頃に退職
- 家に連れ戻される
- ハローワークへ
- いざ、面接
- 面接室で!
みたいな感じです。ブログの本記事ではもっと長く、キーワードも入れるべきですが、はじめの10記事はあなたが思うように書いてください。
最後の「渡しの場合は~」の1文がまとめです。見出しは「まとめ」でいいです。
8.タイトルを決める
最後に記事タイトルをつけます。
記事タイトルは32文字以内で、できるだけ長い方がいいです。
記事タイトルの前半は出来事、後半はあおりの文章がいいです。
たとえば、
「28歳で初めての転職。5万5千円のスーツが思わぬ結果に」
みたいな感じで、読みたくなるようなタイトルを付けましょう。
chatGPTを利用しても、面白いタイトルを考えてくれるはずです。⇒ chatGPTの使い方
9.アイキャッチ画像、見出しの後の画像を貼る
最後に、アイキャッチ画像を作成して貼り付けます。
また、見出し<h2>にも、画像を入れておきましょう。
画像の作り方や貼り付け方はこちらです。
以上のような感じで10記事をかけたら、アドセンスに申請します。申請が通ったら、アドセンスを貼ることが可能になります。